ID 04918
部門 その他
道具名 歌裂蒔絵茶箱 井田宣秋作
価格 80,000円
説明 【解説】 蓋裏1首、中蓋1首、箱の内3種、計5首の代表的詩をそれにふさわしい蒔絵と共に描かれています。作者の井田宣秋は、明治25年(1892)生 京都の迎田秋悦に師事し、京都漆界を代表する名工として知られています。昭和12年5月のパリ万国博覧会に出品をしております。昭和49年没。
【蓋裏】
◆読み人知らず
わかきみは-ちよにやちよに-さされいしの-いはほとなりて-こけのむすまて

【中蓋】
◆後鳥羽上皇の歌。
深山紅葉
うばたまのよるのにしきをたつたひめたれみやま木と一人そめけむ
誰がこんな深山の紅葉を見るだろうか。見る者もなく紅葉を織りなす甲斐もないが、竜田姫(竜田姫は秋をつかさどる女神。紅葉を織りなす女神と信じられた)は自分ひとりのために深山の木を染めたのだろうか。

【箱中】
◆待賢門院堀河
 [詞書]百首歌たてまつりける時、子日の心をよめる 
ときはなる松もや春をしりぬらんはつねをいはふ人にひかれて

◆持統天皇(2番)『新古今集』夏・175
春すぎて夏来(き)にけらし白妙(しろたへ)の 衣(ころも)ほすてふ天(あま)の香具山(かぐやま)

◆伊勢物語の一節『月やあらぬ』
月やあらぬ春や昔の春ならぬ わが身ひとつはもとの身にして



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