ID 05005
部門 その他
道具名 鶴岡八幡宮所蔵国宝写籬菊硯箱
価格 1,200,000円
説明 籬菊螺鈿蒔絵写硯箱国宝「籬菊螺鈿蒔絵硯箱」は社伝によると、源頼朝公が後白河法皇より下賜されたものを、鶴岡八幡宮に奉納したとされている。沃懸地に螺鈿で籬に菊、そして小鳥をあらわした蓋表。蓋裏と身はこれと同意匠を梨子地に金研出蒔絵という簡潔な技法で施している。内部には、中央に銀製鍍金の堤手、注口付きの角形水滴と硯を置き、その左右には銀覆輪(ぎんふくりん)付きの浅い懸子(かけご)が納められている。本作はその歴史的にも大変貴重な作品を、明治後期から大正時代の職人が細部まで忠実に再現した作品である。
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