ID 04913
部門 茶碗
道具名 安南写蜻蛉絵茶碗 和全作 共箱 当代極
価格 300,000円
説明 《径3.62寸・最長(11㎝) 高さ2.45寸(7.4㎝)》【解説】 永楽家12代和全が晩年に写した安南絞手の茶碗です。安南とは、今のベトナムの北部から中部にかけての名称で、唐時代の安南都護府に名前の由来があるといわれています。安南茶碗はその地方で焼かれた、染付の茶碗で、その素朴な味わいが古来より茶人に愛されています。この茶碗は、口がわずかに三角になり、本歌の雰囲気をよく映しています。この茶碗の本歌は、現在根津美術館が所蔵しており、安南茶碗絞手の最も有名な茶碗であります。和全は、この茶碗を幾つか写したようで、縁のある三井家にも伝わっています。同じ手の物が、現在でも三井記念美術館に伝わっています。
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