ID 06429
部門
道具名 大西浄中 腰霰瓢形釜 即中斎箱書
価格320,000円
説明 大西浄中作 瓢形釜 即中斎箱書

瓢形に成形された端正な姿をもつ鉄釜です。
肩から胴にかけてのやわらかな張りと、
低く安定した重心は、瓢の自然な造形をよく捉え、
静かな存在感を備えています。

地肌は細やかな鉄味を見せ、過度な装飾を排した中に、
素材そのものの質感と造形の美しさが際立ちます。
鐶付や口造りにも無理がなく、
実用の中で培われた均整の取れた仕事がうかがえます。

大西浄中は、千家十職釜師・大西家の流れを汲み、
伝統的な造形を踏まえつつも、
落ち着いた気品ある作行きを示した釜師として知られます。本作においても、
簡潔な意匠の中に確かな力量が感じられます。

瓢は古来、吉祥の意を持つとともに、
余白とふくらみを内包する象徴的な形であり、
茶席においてもやわらかな趣を添えるものです。
さらに、裏千家十四代・即中斎の箱書を備え、
伝来の確かさとともに一層の格を加えています。

炉用釜として、
季節の取り合わせにも幅広く用い得る一作です。

共箱。

幅26cm 高さ17.5cm 口径10cm
写真





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