ID 06457
部門 茶碗
道具名 絵高麗茶碗
価格120,000円
説明 作品名:絵高麗茶碗
寸法:幅16.5㎝ 高さ5.7㎝

絵高麗とは、朝鮮半島で焼かれた陶磁のうち、
鉄絵によって文様が施されたものを、
日本において茶道具として評価した呼称であり、
その多くは李朝期に制作されたものと考えられています。

鉄分を含んだ顔料による簡潔な描写は、
意図的な装飾性というよりも、
自然な筆致の中に生まれるリズムや余白の美を特徴とし、
日本の茶の湯においては「侘び」の
美意識と深く響き合うものとして重んじられてきました。

本作においても、
見込みに配された鉄絵は極めて簡素でありながら、
広がる余白との対比によって豊かな表情を生み出しています。
淡い白釉と鉄分のにじみが織りなす景色は、
焼成による偶然性を含み、
同一のものが二つとない趣を備えています。

また、やや浅手に開いた器形と、低く安定した高台は、
絵高麗に見られる特徴をよく示し、
口縁に現れた釉の溜まりや変化も、
長年の使用を想起させる味わいとして評価されるものです。
写真





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