ID 05228
部門 花入
道具名 色絵オランダ花生
価格
説明 江戸時代、鎖国によって海外を締め出していた幕府ですが
オランダは数少ない貿易国でした
当時の中国磁器などは、ほぼオランダから輸入されおり
ヨーロッパにも輸出されていました
その後中国の戦争がはじまり輸入が不可能になると
オランダは伊万里焼に中国の模倣品を作らせヨーロッパに
輸送していたそうです

デルフトはその伊万里焼、中国磁器を参考に作られたと言われています。
初期の作品はもろい土に錫釉がかけられており
磁器としてはクオリティーは大変低かったのですが
それが茶人に愛され江戸時代から現在でも愛用されています

本作の花入れは[Lpkan]の銘があるようにLampetkanという
デルフトの工房で作られています。
洗濯水をボウルに注ぐ水差しを意味する言葉で
1609-1811年まで続いた、
当時の貴族たちに愛用されていた工房です

高21cm 幅12cm



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