ID 05563
部門 花入
道具名 マヨルカ焼アルバレロ形花入
価格150,000円
説明 マヨリカ焼アルバレロ薬瓶 花入
Italian Maiolica Albarelli Apothecaryjar
幅11㎝ 高21㎝
マヨリカ焼の名前の由来は、
中世末期にスペインで焼かれた、イスパレ・モレスク陶器
(ラスター陶器)がイベリア半島東部、
マジョルカ島を経由して運ばれたことから
その名前が付けられたと言われていますが、
それ以前からイタリアでは
錫釉の色絵陶器は作成されていました

最盛期は15世紀末から半世紀、
主に古典神話や聖書物語をモチーフにした
「イストリアート」が主流でしたが、
その後17世紀になると
マイセンやデルフトが主流になり衰退していきます

本作は天使の画が書かれた「イストリアート」の作品
初期マヨリカの錫釉は色がややくすみ、
全体的にカセているのが特徴ですが
艶がありデルフトの作行に似ていることから、
マヨルカの後期の作品
アルバレロとは中世のイタリアを中心に作られた陶器の形
器の上下にくびれがある長細い壺で、
当時は薬瓶として愛用されています
写真





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