ID 00015
部門
道具名 了々斎好 姥口刷毛目釜 了保 了々斎
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説明 啐啄斎好み鉄道安風炉に合わせて
了々斎が好んだ釜。
表千家に伝わる物の箱書きには、
了々斎により
「文化八末年閏二月中二ノ九 
佐兵衛初テ作不審庵へ寄附之」とあります
文化8年は、了々斎が家元を襲名した
3年後で、37歳のときにあたります。

【奥平佐兵衛】 ~嘉永5年(1852)
大西家9代淨元の次男にあたります
大西家8代淨本が早世したため、
大西家7代浄玄の門人で
信濃国飯田奥平善四郎の子
巳之助が大西家に養子に入り
9代淨元となります。
その後淨元の子二人の内、
長男は10代淨雪として大西家を継ぎ、
次男が奥平性を名乗り
奥平家初代となりました。
通称佐兵衛、号了保。
なお、大西淨元も佐兵衛を
名乗っていましたので、
こちらを佐兵衛淨元、
奥平を佐兵衛了保などと言います。
兄の大西家10代淨雪と共に、
近世の名人といわれ
多くの作品を残しています。

・径24cm 高15.8㎝
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