ID 05117
部門 水指
道具名 藍絵オランダ水指
価格520,000円
説明 オランダ蘭絵水指

鎖国下の江戸時代の日本ではオランダとのみ正式な交易が行われていたため、元来はオランダを意味した「紅毛」「阿蘭陀」「和蘭」は、「西洋」と同じ意味で使われ、オランダのデルフト、イギリスのウエッジウッド、イタリアのマジョリカや、フランス、スペイン、ポルトガル、さらには中近東諸国のものまで含まれています。


紅毛は、藍一色で粗朶(そだ)や草花などを描いてある藍絵、幾何文様のもの、白地や青磁色の無地のものなどがあります。
江戸時代にオランダ船により舶載された陶磁器の総称です。
紅毛は、「紅毛焼」(こうもうやき)ともいい、「阿蘭陀焼」「和蘭焼」(おらんだやき)ともいいます。

江戸時代、たばこの葉を入れて日本に将来したと伝えられるオランダの壷を、茶人が水指として珍重した。この水指は、そのオランダの壷の姿をよく模して造り、色彩を写すにも白化粧の土をかけ、その上に鉄と呉須でたばこの葉の模様を描いている。
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