ID 05544
部門 茶碗
道具名 白薩摩茶碗 銘清閑 即中斎書付
価格350,000円
説明 白薩摩茶碗 即中斎箱書 銘清閑
幅12.5㎝ 高8.5㎝
白薩摩は、1592~1598の朝鮮出兵の時、
島津義弘によって連れてこられた
朝鮮陶工たちが、薩摩藩各地に窯を開いたことに始まります
使われている材質から「白もん」「黒もん」に大別され
「白もん」は象牙色、淡いクリーム色が特徴
鹿児島は鉄分が多く含む、火山灰が降り注ぐため
白土は大変貴重とされており、
庶民は豊富にとれる黒褐色の「黒もん」のみ
使用が許されたそうです

本作の白薩摩は「金海州浜形」になっており
これは陶工「金海」が義弘居館の北西に築いた
「帖佐焼」の作品と思われます
帖佐焼は1601年に開窯し、1608年移城と共に閉窯した
わずかな時期で高麗伝の茶道具を作成しています
帖佐焼の特徴、太白焼(白高麗)は胎土が荒く黒ずんで、
鈍い白釉がかかり厚手の作品が特徴とされています
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