ID 05564
部門 茶碗
道具名 瀬戸黄釉茶碗
価格80,000円
説明 瀬戸黄釉平茶碗
室町時代
胴16㎝ 高6.5㎝
つやのないしっとりとした釉薬で
油揚げのような釉面の黄瀬戸を「油揚げ手」といい
現在でも大変人気がありますが
黄瀬戸の歴史は実は鎌倉時代に始まり
桃山時代釉薬と窯の技術の向上によって
「油揚げ手」は生まれたと言われています
本作は室町時代、茶の湯が始まりだした時代の作品
当時、青磁の茶碗に憧れた茶人たちが
珠光青磁に似せた開い姿の茶碗を作らせます
窯の焼成が旨くいかず、偶然黄色く変色したと思われます
当時は残念ながらあまり評価されず、
室町時代の茶会の記録にも残っていません
我々が知る「黄瀬戸」とはまた違う「瀬戸黄釉」
今となっては大変珍しい作品です
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