ID 06380
部門 茶杓
道具名 逢源斎江岑宗左 茶杓
価格800,000円
説明 江岑宗左作 茶杓

久田宗也(不及斎)筒 了々斎箱書

本作は、表千家四代家元・江岑宗左(1622–1697)
による茶杓である。
宗旦の子として茶の湯の基礎を整えた江岑の作は、
簡素の中に気品を宿し、後世の茶風に大きな影響を与えたことで知られる。

添えられた筒は、久田家四代・宗也
(不及斎, 1681–1744)によるもの。
久田家は表千家の有力な茶家として続き、
本筒もまた、端正な筆致とともに伝来の
確かさを物語っている。

さらに箱書は、表千家九代・了々斎宗左
(1775–1825)によるもの。
了々斎は家風の再興に尽力した名家元であり、
その箱書が添うことで、
本作の由緒と評価の高さが一層明確となっている。

作行きは、細身で伸びやかな姿に、
節を活かした自然な景色が見どころで、
江岑好みの侘びた趣をよく伝える。
三家に連なる伝来を備えた、格調高い一品である。
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