ID 06454
部門 茶杓
道具名 了々斎 茶杓 八景ノ内 平沙落雁
価格450,000円
説明 了々斎 茶杓 銘「平沙落雁」 
共筒・共箱

表千家九代家元・了々斎宗左(1775–1825)による茶杓。
銘は「八景」の一つ、「平沙落雁」によるものです。

「平沙落雁」は、中国潚湘八景に由来し、
広々とした砂州に雁が舞い降りる夕景を詠んだ意匠であり、
静寂・余情・遠景の美を象徴する主題として、
日本の茶の湯においても古くから重んじられてきました。

了々斎は、久田家6代宗溪の長男として生まれ、啐啄斎の養子として千家に入る
家元として茶の湯の整備と美意識の洗練に尽くした人物です。
その作風は、簡潔にして気品を備え、
過度な作為を排した静かな造形に特徴があります。

本作においても、端正な削りと穏やかな反りが見られ、
竹の持つ自然の趣を活かしながら、
銘の世界観と呼応するような静謐な佇まいを示しています。
共筒・共箱を備え、家元自作としての格を備えた一品です。
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