ID 06455
部門 茶杓
道具名 今井宗薫 茶杓 隋流斎・而妙斎箱書
価格800,000円
説明 今井宗薫作 茶杓
隋流斎箱 而妙斎箱書

本作は、桃山から江戸初期にかけて活躍した堺の商人茶人・今井宗薫(?–1615)による茶杓である。
宗薫は、父・今井宗久の跡を継ぎ、
豊臣秀吉・徳川家康に仕えた茶頭として知られ、
茶の湯のみならず政治・交易の場においても
重要な役割を担った人物である。

その削りは、技巧に偏らず、
実用の中に研ぎ澄まされた感覚を宿し、
時代を生きた実務者の手の気配を今に伝える。

付属の箱は、表千家五代・隋流斎宗左
(1650–1704)によるものに、
さらに表千家十四代・而妙斎宗左(1938–)
の箱書を備える。
両家元の関与により、
本作の伝来と評価の確かさが一層明瞭となっている。

簡潔な姿のうちに、
時代を渡った手の痕跡を今に伝える一作である。
写真





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