ID 06491
部門 棗
道具名 一閑張大棗 一燈書付
価格300,000円
説明 一閑張大棗

八代 又玄斎一燈

黒を基調とした一閑張の大棗です
外側は深みのある黒褐色に仕上げられ、
光を受けるとわずかに朱がにじむように現れます。
華やかさを前に出すのではなく、
黒の奥に朱をひそませたような、
静かな趣を持つ一品です。

一閑張は、紙や布を張り重ね、漆で仕上げる技法で、
軽やかさと素朴な味わいをあわせ持つことが特徴です。
本作も、手取りの軽さとともに、
表面にはわずかな起伏や漆の表情が見られ、
茶席の中で自然に馴染む落ち着いた姿となっています。

蓋裏には朱漆による花押があり、
八代 又玄斎一燈の在判を添えています。
又玄斎一燈は表千家八代として知られ、
如心斎とともに表千家の茶風を支えた茶匠です。

簡素な造形の中に、黒と朱の対比が静かに息づく大棗。
侘びた茶席にも、
取り合わせの要としても用いやすい茶器です。
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